アバスト ソフトウェア ジャパン合同会社が主催する勉強会、「「パパママが知っておきたいSNSとの付き合い方」に参加してきましたので早速レポートをお届けいたします。
主催しているアバストってどんな会社?
シェアレンティングとは?
シェアレンティングとは、育児の共有、
つまり子供に起きた出来事をソーシャルメディアに投稿する親のことをいいます。
つまり、子育てブログやフェイスブックやインスタへの子どもの写真投稿等がそれにあたります。
私もこのブログも含め毎日更新しているブログが3つあるのですが、そのうちの一つはまさに子育てブログ。
大きなメリットとしては、育児の楽しみや大変さを共有、共感できることがありますよね。
ただ、一方でリスクもあります。
20代女性の8割が「自分の子どもの写真をモザイク無し」でSNSに投稿したことがあるとの調査結果が発表されました。
また、60%の日本人が子どもの写真をSNSに載せてよいか事前に確認したことがないとの回答でした。
これがどういったリスクがあるかというと、一つはその子どもが大きくなってから知るとショックを受けることがあること。
それともう一つの問題は晒し(さらし)。
子どもの情報を公開しているとそこから個人情報を突き止められ、そこから脅迫されるリスクがあるそうです。
もちろんSNSに投稿すること自体は問題ではありませんが、保護者が自分と家族のプライバシーを保護するために適切な対策を講じるということがとても大切ということですね。
家族の安全を守るためのアバストからのアドバイス
ではどのようにSNSと付き合えばよいか、今回の主催者でもあるアバストさんから以下のアドバイスをいただきました。
- SNSのプライバシーポリシーを確認する
- 個人情報が特定できる情報は公開しない
- 公開範囲を意識する
- 「子どもが将来これを見たらどう思うか?」を意識する
- 子どもの写真を投稿することによる影響を考える
- 他人の子どもが写った写真は投稿しない
- フィッシング対策が可能なアンチウイルスソフトを導入する
とのことです。
私も子育てブログでは2や5についての意識が薄かったので、今後はそのあたりも意識して書いていこうと思います。
パパママが知っておきたいSNSとの付き合い方
そして最後にITジャーナリストの高橋さんからステキなお話をいただきました。
とくに10代の子どものSNSの活用についていろんな情報を教えていただきました。複数アカウントを持っている子が大半というのは知っておりましたが、本アカウントは実名とか小学生、中学生、高校生ごとにメインで使用するSNSアカウントが変わるとか、本人がセキュリティの意識が高くてもフォロワーや友人から個人情報が漏れるリスクがあるとか、ためになるお話をたくさんいただきました。機会がありましたら高橋さんの講演を改めてお聞きしたいと思いました。
というわけで、中身の濃いあっという間の90分間のイベントでありました。
スタッフの皆様、準備から当日のおもてなしまで、とても充実した時間をありがとうございました。
アバストのロゴ入りケーキも美味しくいただきました。
さて、さっそくSNSの過去投稿を見直すとしますかね。
主催のアバスト(アバスト ソフトウェア ジャパン合同会社)は、チェコに本社を置くデジタルセキュリティの世界的リーダー。アクティブユーザーが100万人以上いる国がなんと68カ国もあるんです。もちろん日本でもユーザーはすでに580万人とのこと。
今回はアバスト eコマースマネージャー藤野氏に続いて、脅威インテリジェンスディレクターのMichal Salat氏も登壇いただき、子育て世代のシェアレンティンングの問題および調査結果について講演いただきました。