煙事 銀座

最近ビールネタが多いのが夏らしいということもあり、またまたビールネタ。家飲みのビールもいいのだが店飲みのビールもウマイ。なぜか家飲みより杯がすすむのもまた事実。で、店飲みのビールに期待することといえば、

  • 程よく冷えたグラス
  • 程よく冷えたビール
  • 程よくバランスの取れた泡

でしょう。そんな話を知ってか知らずかお世話になっている方に「美味しくビールが飲める店あるよー!」と言われて行ったお店が銀座のとあるビルの一角に入居している「煙事」。目印はこの看板のみ。

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そこの右奥にあるいかがわしい事務所へ向かうような階段を上ると2階にある。この階段は一見さんには無言のハードルかも。

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しかしその艱難辛苦を乗り越えて、たどり着いた店でまず「ビール」を頼むとそこからはパラダイスワールドが待っている。まずこのビール。実はついでから何度も「泡切り」を行い、それが目の前で繰り広げられるものだから、まさに「おあずけ」状態で待つわけである。ギネスビール以外でついでからこんなに待つのは初めての体験。ギネスはどちらかというと泡が静まるのを待つのだが、ココでは細かいクリーミーな泡を継ぎ足すという感じ。

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おつまみも絶品で「燻製」好きにはたまらない燻し具合の盛り合わせ。

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ビールを2杯飲んだ後は薦められるがままに白ワイン、赤ワインと制覇。

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さらに今日のベストメニューは「フォアグラトリュフのオムレツリゾット」!!!

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だいたいさー、オムレツとリゾットってきらいな人いる?幼少時代から清貧なる生活を送っていた私はリゾットに過剰なイメージを抱いており、それが10年位前に行ったオーストラリア・ケアンズの「ダマリーズ」で食べたチーズリゾットの美味しさに100年来の思いが大爆発し、それ以来リゾットを食べてはエセイタリアンに豹変しているのだが、その時の衝撃の再来。さらに世界3大珍味のうち2個も入っている豪華絢爛さ。つまり東京ドームでナイターを見ながら横綱土俵入りの合間にホセ・カレーラスとルチアーノ・パヴァロッティが歌で盛り上げるといった例えてみると余計わかりづらい感じの味。

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最後に仙台牛ビーフカレーで〆。これまた最初甘くて後味辛い。聞けばリンゴはもちろんキウイやマンゴーまで入れてあるらしい。コレだけを食べに来るお客さんもいるとか。

で、一番感銘を受けたのは味もさることながら、このグラス。

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実はコレ、天井や周りの明かりやお皿が反射して映っているんです。おいしい料理や美味しい飲み物でグラスが汚れていたりすると辟易してしまうけど、マスター曰く、

「せっかく美味しい飲み物をだすのですから気持ちよく味わっていただきたいので」

とのコト。うーん、すばらしい!ビールのジョッキをお代わりするとその空いたジョッキに注いで持ってくるようなお店とは1線どころか数線画している。普段は予算の都合でそういったお店にしか行ってなかったけれど、たまにはこういったサービスがきちんと受けられるお店に行くことも大切だなー、研鑽のためにも。と思いました。ご馳走様でした。

5件のコメント

こんにちは。
何度かトラックバックさせていただいたのですがうまくいきませんでした。。。
(時々シーサーはあるのです・・・)
リンクありがとうございます!
私のほうからも張らせていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。

>酒肴人M(エム さん
こんばんは!
コメントいただきありがとうございます!
また酒肴人M(エム さんにTBいただけるようなBARに行きたいものです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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