八日目の蝉 角田光代

さて、

昨日にひきつづき、

有名小説を映画で見てみよう!シリーズ。

今回は八日目の蝉です。

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ま、

こちらも書籍経由映画だったのですが。

===このあとネタバレあります。===

ま、

こちらも、原作と映画ではかなりイメージが違いました。

まずは、

子どもを誘拐した野々宮希和子(永作博美)が、映画ではとても良く描かれすぎな気がします。

で、

秋山恵津子(森口瑤子)は子どもを誘拐された奥様なのに、

あまりにも悪く描かれすぎな気がします。

永作博美のそのかわいさとあいまって、これでは希和子の生き方とかが

世間的に肯定されて見えてしまうのが、惜しいなー。

ま、

どちらにしてもラストでは涙してしまうのですが。

というわけで、

今回は小説と映画とどちらもありかなー、と感じた次第です。

それと、井上真央と、さらにその子ども時代を演じる子役の渡邉このみちゃん

の演技に引き込まれてしまいました。

すごいよ、2人とも。

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